AIサクセスのためのプラットフォームを提供するDataikuは、スタンドアロン製品「Agent Management」のリリースを発表しました。本製品は、どのプラットフォームで構築されたかに関わらず、企業が運用しているすべてのAIエージェントを検出し、ビジネス面および技術面のパフォーマンスを測定し、最も大きなリスクをもたらすエージェントを特定します。世界中の企業におけるAIの成功事例を紹介するDataikuの年次フラッグシップカンファレンス「Dataiku Succeed」で発表されたこの新しいスタンドアロン製品は、10月より一般提供が開始される予定です。
今回の発表により、エージェントの作成および導入のスピードと、組織がそれらを監視および管理する能力との間に生じている乖離が解消されます。大企業のほとんどは、すでに自社で稼働しているソフトウェアについて、所有者、コスト、更新時期などの記録を管理しています。しかし、AIエージェントについても同様の管理ができている企業はほとんどありません。実際、IBMの調査「AI in Motion」によると、AIシステムの完全かつ最新のインベントリを管理している組織は、5社に1社未満という割合にとどまっています。その理由は、ほとんどのエージェントプラットフォームが、そのプラットフォーム上で構築されたエージェントしか把握できず、企業内のエージェント資産の大部分について、明確な所有者、目的、リスク、あるいはビジネス成果が不明確なままになっているためです。
Dataikuの共同創業者兼CEOであるFlorian Douetteauは、次のように述べています。 「銀行に稼働中のサーバーの台数を尋ねれば、端数まで正確な答えが返ってきます。一方、稼働中のAIエージェントの数を尋ねても、『分からない』という回答か、あるいは推測での数字しか返ってこないでしょう。こうした状況になることを意図したわけではありません。各チームがエージェントを次々と開発していった結果、その数が数え切れないほどになってしまったのです。Agent Managementによって、実際に何が存在し、それがどれほどの価値を持つのかを把握することができます」
Agent Managementは、AWS Bedrock、Databricks Agents、Google Vertex、Microsoft Copilot Studio、Azure Foundry、Salesforce Agentforce、Snowflake Cortex、Dataiku自体など、企業チームがすでにエージェントの稼働に利用しているプラットフォームに接続し、カスタム環境向けにはOpenTelemetryを組み合わせてサポートすることで、これらを単一のインベントリとして一元的に把握します。各エージェントが依存するツールやモデルを含む構造を自動的に特定することで、管理者はエージェントの存在だけでなく、実際にどのように機能しているかについて完全な可視性を得ることができます。顧客対応、機密データ、またはリアルタイムのトランザクションを扱うなど、リスクが最も高いエージェントについては、認証ステータス、特定されたリスク、およびスケジュールに従って再実行されるテストの記録を常時保持するため、管理者、監査人、または規制当局から要求があった際に、証拠の追跡記録を即座に提示することが可能です。
単一ベンダーのスタック内にあり、そのベンダー独自のエージェントを優先するように設計されている従来のエージェント監視機能とは異なり、Agent Managementは意図的にベンダー中立性を保っています。本機能はスタックの最上位レイヤーに位置するため、どのエージェントが監視対象外か、リスクがどこに集中しているか、どのエージェントがコストに見合う成果を上げているかといった、単一のプラットフォームでは答えられない質問にも回答できます。チームは平易な言葉でこれらの質問を投げかけるだけで、ポートフォリオ全体を網羅した回答を得ることができます。
Agent Managementは、2026年10月より一般提供が開始されます。製品へのアクセスはインスタンスごとの年間料金となっており、モニタリングについてはエージェントごとの従量課金となります。詳細は、dataiku.com/ja/product/agent-management をご覧ください。
Dataikuは、AIサクセスのためのプラットフォームであり、AIの構築、デプロイ、およびガバナンスのためのエンタープライズオーケストレーションレイヤーです。単一の環境で、企業が必要とする透明性、コラボレーション、および制御をもちながら、アナリティクス、機械学習、およびAIエージェントを設計し、運用することができます。
データプラットフォーム、クラウドインフラストラクチャー、およびAIサービスの上位レイヤーに位置するDataikuは、エンタープライズAIスタック全体を接続し、組織が中央集中型のガバナンスを備えたマルチベンダー環境でAIを実行できるようにします。
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