AIエージェントは試験導入の段階を抜け出し、企業が日々運用するシステムへと移行しつつあります。この変化によって、求められる水準も高まっています。本番環境のエージェントは、すでに導入済みのモデル、クラウド、データと連携する必要があります。さらに、最初の構築からすべての更新に至るまで、同じセキュリティーとコンプライアンスの基準を満たさなければなりません。
IDC MarketScapeは、この局面に向けたプラットフォームを対象とする初の評価を発表しました。この評価において、Dataikuがリーダーに選出されました。(IDC MarketScape: Worldwide Agentic AI Platforms 2026 Vendor Assessment、Neil Ward-Dutton、Doc. #US54140926、2026年10月)
CIOやCTOは現在、プラットフォームがエージェントのライフサイクル全体をどれだけ支えられるかという観点で、エージェント型AIを評価しています。対象は最初の構築から、既存のインフラストラクチャー上でガバナンスの効いた本番運用までです。今回の選出は、こうした評価のあり方を反映したものだと当社は考えています。
"Dataiku suits enterprises wanting a governed, model- and cloud-agnostic platform to build high-value AI agents on their existing data and machine learning investments — especially those that are regulated or sovereignty-conscious, needing on-premises or air-gapped deployment."
IDC MarketScape: Worldwide Agentic AI Platforms 2026 Vendor Assessment

IDC MarketScapeのベンダー分析モデルは、特定の市場におけるテクノロジーとサプライヤーの競争力の概要を示すことを目的としています。調査には定性的および定量的な基準に基づく厳格なスコアリング手法が用いられ、その結果、市場内での各サプライヤーの位置付けが単一のグラフで示されます。Capabilities(能力)スコアは、サプライヤーの製品、市場開拓、事業遂行を短期的な観点で評価します。Strategy(戦略)スコアは、3〜5年の時間軸でサプライヤーの戦略と顧客要件との整合性を評価します。サプライヤーの市場シェアはアイコンの大きさで表されます。
エージェントの試験導入は、チーム、ツール、クラウドをまたぐ本番展開へと移行しつつあります。多くの企業では、その拡大のスピードが、統制のために整備された管理体制を上回っています。
本番環境のエージェントはいずれも、進化し続けるモデル、多数のシステムに分散したデータ、そして更新のたびに守られるべきポリシーに依存しています。数十から数百のエージェントを管理するには、構築、デプロイ、監視、ガバナンスというライフサイクル全体をカバーする単一のプラットフォームが必要です。
"The platform decision is becoming a lifecycle decision, not a build decision. Dataiku was recognized in this assessment for supporting agents across that whole lifecycle, on the clouds, data, and models enterprises already run on. That's a shift we're seeing across the market as buyers get more disciplined about what they put into production."
Neil Ward-Dutton, Research VP, Agentic Automation & AI Technologies at IDC
IDC MarketScapeは、現在の機能と長期的な戦略の両面からベンダーを評価しました。レポートでは次のように述べられています。「Dataikuのエージェント型AIプラットフォームは、エージェントの構築とデプロイの機能をDataikuのコアプラットフォームとAgent Hubから得ており、オーケストレーション、セキュリティー、ガバナンスの機能はLLMメッシュによって提供されている」
チームはビジュアルデザイナーまたはサードパーティーのコーディングツールでエージェントを構築し、そのすべてを共通の管理体制のもとで運用できます。IDC MarketScapeは、Dataikuのアプローチにおける3つの強みを挙げています。
DataikuのLLMメッシュにより、エージェントはあらゆるLLMとデータソースを利用できます。また、高度な運用管理をエージェントに適用するための一元的な場も提供されます。統合されたモニタリング機能により、データパイプライン、機械学習モデル、エージェント型アプリケーションの健全性、ドリフト、パフォーマンスを一か所で追跡し、問題の根本原因を分析できます。エージェントライフサイクルのガバナンス
LLMメッシュがAIエージェントに運用管理を適用するのに加えて、Dataiku Governはワークフローツールを提供します。顧客はこれを使って、エージェントの開発およびデプロイのライフサイクルの一環として、承認やコンプライアンスのポリシーを定義し、適用できます。ソブリン対応のフルスタック展開
機密性の高いワークロードに向けて、Dataikuのスタック全体をオンプレミス環境、さらにはエアギャップ環境にも展開できます。
モデルの性能が収束するにつれ、どの企業も同じ基本能力を利用できるようになります。当社は、優位性はモデルを取り巻くすべての要素から生まれると考えています。つまり、モデルを使って構築する人材、モデルをつなぐオーケストレーション、そしてモデルを統制するガバナンスです。
Dataikuは、エージェントの開発、オーケストレーション、モニタリング、ガバナンスを単一のプラットフォームに統合します。チームは既存のモデル、クラウド、インフラストラクチャー上で構築を進め、選択が変わってもそれに合わせて適応できます。
「3年後にどのモデル、ツール、クラウドが重要になっているかは誰にもわかりません。しかし、企業はそれを待っている余裕はありません」と、DataikuのCEO兼共同創業者であるFlorian Douetteauは述べています。「企業が今日本番環境に投入するエージェントは、次にどの基盤で稼働するとしても、同じセキュリティーとコンプライアンスの基準を満たす必要があります。それこそがプラットフォームに求められる役割です」
当社は今回のリーダー選出を、企業がエージェント型AIをガバナンスの効いた本番運用可能なシステムへと発展させ、測定可能な価値を生み出せるよう支援するという当社の取り組みを、さらに強固にするものと考えています。
出典:IDC MarketScape: Worldwide Agentic AI Platforms 2026 Vendor Assessment, Doc. #US54140926, 2026年10月